電子タバコの煙にタバコの煙の10倍以上の発がん性物質(アセトアルデヒドとホルムアルデヒド)がが検出?
いったいどこのメーカーのどんなリキッドから検出されたのか知りませんが、当店取扱いリキッドも該当する可能性があるため、すぐに検査へだすことにしました。
11月28日の朝日新聞の記事です。
味や香りのする溶液を蒸発させて吸う「電子たばこ」について、厚生労働省の専門委員会は27日、発がん性物質が含まれ、健康への悪影響が示唆されると評価した。
今後、国内の使用実態や未成年への影響を調べ、報告書をまとめる。厚労省は、規制も含めた対応を他省庁と検討していく。
委員会では、国立保健医療科学院生活環境研究部長の欅田(くぬぎた)尚樹委員が、国内で入手したニコチンを含まない3製品の蒸気を調べた結果を報告。
2製品から発がん性物質ホルムアルデヒドが多く検出され、うち1製品は紙巻きたばこの煙の10倍以上だったという。
また、動物実験の結果から、電子たばこを毎日吸った場合、3種類の有害物質で健康に悪影響を及ぼす可能性が示されたとしている。
http://www.asahi.com/articles/ASGCW5RTKGCWULBJ012.html
以前、有害なジェチレングリコールの有無を(財)日本食品分析センターで検査したもらったことがあるので、さっそく聞いてみると
「報道であった分ですよね~。液体の検査はできますが、発がん性物質は熱が加えられた後の煙の状態でないと結果がわかりません。こちらでは煙の検査ができないので・・・」
と断られてしまいました。
色々調べてみると、(株)分析センターできるとのことなので、数種類のリキッドをスパスパし、煙をフリーザーパックにいれて密封、分析検査!
その結果は
厚生労働省の室内濃度指針値はホルムアルデヒドが100μg/㎥、アセトアルデヒドが48μg/㎥となっています。
この数値以下であれば、人が一生涯にわたって暴露したとしても健康への有害な影響は受けないであろうと判断される値です。
今回の検査結果は、ホルムアルデヒドが20、アセトアルデヒドが5未満、全く問題がない数値でした。
タバコの煙の10倍以上の発がん性物質??
電子タバコ自体がとても体に悪いようなマスコミ報道でしたが、一体どこのどんなリキッドで分析したのか、ちゃんとそこまで発表してほしいものですね。
でも、アメリカ,中国,韓国、もちろん日本でも、どこの国で作られた商品であろうとも、粗悪なものはたくさん世に出回っていますし、やはり検査をしていないリキッドは危険だと思います。
きちんと検査をしたリキッドで安心したVAPE電子タバコライフを楽しんでくださいね~(^^)/